HOME | 武内正樹へのメッセージ

みなさんのメッセージを公開させていただきます。

縦の繋がり、横の繋がり・・・心の繋がり

メッセージありがとうございます。

 

一年経っても、まだ「武内正樹」は夢に出てきてくれます!彼が川のほとりを散歩(実は散歩ではなくて作品創り・・)している場面であったり、仕事(年に数回以上、一緒に撮影現場に行ってました・・)に行く前に準備をしていたり・・・その夢はいつも非日常にもかかわらず、日常的なシーンがほとんどです。会いたいなぁ!! 
 
早川洵


常設展開催後のメッセージ↑


僕は写真に詳しくないので、森山大道や中平卓馬を語ることは出来ないが、武内正樹は理解しているつもりだ。なぜなら彼は櫻井篤史を最も理解していた一人だからだ。
人生の最終章で、誰とも会わないとと聞いたので会いには行かなかったが悔いはない。彼の写真は今も部屋のあちこちにかかっている。
この世にある全てのものは、武内正樹が撮ると武内正樹の写真になった。グズグズ言うくせに潔かった。
もうすぐあちらで会う。その時は、この世で決して撮ってくれとは言わなかったし、撮らせてくれとも言われなかったポートレートを撮って貰おう。
 
〈櫻井篤史/映像作家〉


 学生の頃、セブンスターとチェリーの箱を目の前に置き、互いにいっぱいのコーヒーで話しながら過ごした時間は長かった。味見にセブンスターを一本もらうが、その逆は無かった。タバコはくれたが、何事につけ、自分を譲らなかった。考えも、趣味も。チェリーはいらんと言う。話す話題に枠は無かった。写真のこと、音楽のこと、哲学のこと、恋愛のこと・・・。会えば、延々としゃべり合った。会話にも議論にもなっていなかったかも知れない。それでも、私には重要なひとときだった。彼は自分の考えを譲らないが、かと言って相手を除けることもなかった。だから彼の前では、なんでも話せた。ところが、互いにそれぞれの目の前の時と空間の中で生きる間に、それらを共有することはほとんど無くなってしまっていた。いつかまたそんなときが欲しいと思っている間に逝ってしまった。写真をしっかりと見せてもらおう。まだ、話は終わっていない。
 
藤澤佳弘


彼は学生時代から私達とは違った感性、視点で風景を切り取ってきた。彼の写真を見て、思わずハッとしたり、ニヤリとしたことが何度もある。
普段はタバコを愛し、決して他人に自分を主張するわけではないが、芯は頑固というか、自分というものを大事にしていた。
これまでも彼から個展の案内があり、何度か訪ねたがこれが最後になるのだろうか。
彼の新作に触れられないのは残念だが、しっかり対話してみたいと思っている。
 
平田修身


お会いすると武内さんはいつも自慢のカメラで好き勝手に人の写真をバシバシ撮ってくださるのに、一緒に撮りましょうとお誘いすると「え〜」とモジモジしながら、でも快く一緒に写ってくださいました。人懐っこいけれど細やかな気遣いもされる方でした。お互いに猫好きという事もあって猫の話でよく盛り上がりましたが、カメラの扱いが苦手な私が絵画撮影に苦戦していると知れば、そのつど丁寧なアドバイスをいただきました。「写真は売れない」と度々おっしゃっていましたが、元より売れる写真を撮ろうという下心は持っていらっしゃらなかったように思います。武内さんが残された数多くの写真作品を、Web個展という形で拝見させていただける機会を設けて下さり、心より感謝申し上げます。
 
松本潮里


いろいろ考える。
彼が写真を撮ること、かつ生き長らえることのバランスは、何とかぎりぎり保たれていたのか「彼が生きること=作品を撮ること」で、それ以外、介在物はなくバランスも何も関係なかったのか、友人として彼に何ができたか、彼がもうこの世にいない、当人から文句が出ないから好きに言わせてもらおうかな。

これだけいい写真が残され、公開された。
少しお別れは早かったけど、彼と彼の作品に出会えた喜びは何ものにも変えられない。
もう彼から「そんなしょうもないこと、考えてるなんて、アホやん」と一蹴されることもない。私はいつまでも独り言が続く・・・
ウェブ個展で見る彼の作品も格別。

ありがとう。今までありがとう。
 
岡崎凛


会う機会は少なかったけど、顔を会わせるときは、ゆったりとした時間を用意してくれた。特段の用件もなく時間を過ごし、「今日は久し振りに人と話した」と言っていたのは何時のことだったろうか。四条通をはさんだ向こう側から撮られた写真が手元にある。
武内の写真をまとめて見ることは多くない。空や雲の写真が並ぶのは苦手だった。影が映り町が写ると面白くなった。花を撮った写真が好きだった。でも、花の名前を教えてもらったことがない。花より写真だったと思う。もっと、撮って欲しかった。
19年春に坂本での展覧会の案内があって、日程が合わず別の用事と併せて秋に出かけることにしたところ、坂本と比叡山の歩き方をメールで教えてもらうことになった。一緒に歩いてみたかった。いま、武内の叡山坂本を見たい。 
 
丹保敏隆


もう、40年位前、彼に、モデルをといわれ、奈良で、藤沢さん、堀さんと一緒に若草山で、写真を撮ってもらいました。若かりし頃の話ですが、あのカメラを抱え、少し、シャイで、タバコをふかし、どっか、斜め目線で、でも、暖かく・・・、
最後は、新町の 写真展で、バッタリ出逢いました。
相変わらず、昔のまんまの、彼でした。感想でなく、想い出で、ごめんなさい。
そのうち、みんな、行くので、先に、陣取り、しておいてね!
また、次、みんな、見つけてね!!
 


とっても素敵な作品展❗導入部と、「空」、感動しました‼️ありがとうございますm(_ _)m


1995年前後に関西での取材を何度もご一緒させていただきました。私のホームページをデザインしていただいたこともあります。フェイスブックで猫ちゃんや空の写真をずっと発表しておられたので、昨年のご訃報には本当にびっくりでした。あれからもう一年も経ったのでしょうか。なんだかとても信じられません。
今回の個展では私と同じように飛行機雲を好んで撮っておられるのにシンパシーを感じました。表情豊かな猫ちゃんたちにも癒されます。青がモチーフになった写真が多いですね。永遠の青年だったのでしょう。
島田璃里さんの「ヴェクサシオン」の公演の際、「自分も一緒に感動したいので、全曲演奏完遂の瞬間の写真は撮らない」とおっしゃったのが、今でも耳に残っています。
 
一色真理


武内さん
思わぬ医者通いでドタバタしていて
貴方の他界記念日をすっかり忘れてしまっていたところ
検査入院から帰った本日、展覧会のお知らせをもらいました
お互いそれなりに歳をとったもんです。
個展開催おめでとうございます
前回、心斎橋で見せてもらった個展からしばらくご無沙汰していた間にも
ずっと良い写真撮ってたんやね
それとも、ずっと前からMacタンスに後生大事にしまっていたものか…
Iさんのパーティーでお互いカメラマンだと紹介されたのが30年近く前
ちょっとしゃべると写真家の好みがえらく似てて
二人とも当時まだバカ高かったMacにどっぷりはまってて
それまで大阪にカメラ仲間のいない私にはそれこそ渡りに船!
何かにつけてよく遊んでもらいました。
その後、私はデジタルを軸に(といえば聞こえは良いが)いったい何屋かわからない稼業に走り
写真やMacでわからん事があるとすぐに教えを乞うてばかり。
ライター仕事をまわしてくれて、一緒に広島まで取材に走った車の中で
写真の巨匠カルティエ・ブレッソンの訃報に触れたときのことは
ちょうど森山大道の「国道」のワンシーンのように
今も瞬時に浮かびます。
この春、15年ぶりに自分のwebサイトを再開しました
最初のうちグーグルで氏名検索しても自分のSNSと並んで
武内さんが20年前に私のデジカメ日記のことを書いたempty86の記事がトップに出てきて
まだ腐れ縁で付き合ってくれてるんや、と嬉しくなりました
そして今は私のサイトが上にきてるけど
まだその次ぐらいに出てきてくれてます、ありがとう。
最近、私のカメラはほぼアイフォンいっぽんだけど
「国道」の続きを一緒に撮れたらいいなと思ってます
きっともう武内さんは理想の「念写」でいけてるね。
では次の同行を楽しみに! 
2021年7月29日(日付変わってもう30日)
 
竹久マサオ(U+Me)


空ーSora
あちらとこちらを繋ぐ存在。
武内さん、楽しくやってるかな〜⁉️
私は、01が好きです。
次のアップを楽しみにしています♪♬


 武内さんには生前大変お世話になりました。最後にお会いできなかったのが心残りです。こうやって作品を見せていただくのも実は初めてですので大変嬉しく思っております。武内さんのご冥福を心よりお祈りいたします


 作者が息を止める気配まで感じる丁寧な写真です。撮るということはしっかりと観るということなのですね。あまり物をじっくりと観察することが少なくなった自分が恥ずかしくなりました。思春期に物事に振り回されるのが嫌で、「目に見える世界に一喜一憂してはならない」と誓いを立てた弊害を、この歳になって感じます。これからは目に見えることも、目に見えないことも大切にして生きていきたいと思わせるギャラリーでした。ありがとうございます。
 
月の燕


知をうちに秘め、どこまでも優しく、被写体に向き合う。作品には、武内さんが生きています。ありがとうございました。
 
quolia1978


武内さんの猫を愛して止まない気持ちが作品に現れていました。
思いをしっかり受け継いでこのような催しをして下さったスタッフの皆さんにも感謝です。

櫻井裕子


なんかね、空と猫という題材は、ずるいんじゃないかと思うのよね。
最初から、魅力がある題材じゃないですか。
なので、水たまりや、スニーカーや、倒れた自転車とか、そういうのを贔屓目にしてしまう。
さび付いた金属とか、ざらざらしたものに、ああ、武内写真に会えたわ、という思いを強める。
ワンパターンなんだけどね、それも。
そこで一段落してから、猫に会い、夕日に会いに行く。そういう流れが好き。

タバコと猫のエサがベストのポケットに入っている武内正樹が歩く東三国周辺。
ずっと変わることなく、あの街のコンビニに、彼の姿が見える気がする。
首からカメラを提げて。
なぜかヒゲのない頃の顔のほうが記憶に焼き付いている。
命日とかそういうの、彼には似合わない気もするが、7月の終わりになったら、西の空を見るようにします。
でも、桜の季節にも雪の季節にも、いい写真遺したね。なので、毎年、一年待つこともないです。
 
岡崎凛


 
※メッセージは、投稿をいただいた順となります。(2021年9月29日現在) 
※9月29日以降の新規メッセージは、本文の先頭に掲載いたします。
 
※メッセージ投稿日省略
※メッセージ公表可能、無記名なら公表可能な方のみ掲載させて頂きました。